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宵さん、実継さんのはじめての日 3
「宵、目を閉じて?」
「はい」
祖父江は目を閉じた真尾に口づけ、舌で真尾の唇の間を舐めそのまま真尾の口内へと入れた。
はじめての深いキスに真尾は目を見開き、驚いたが祖父江に身を任せて言われた通り動いた。
「絡めて」
「…ん…っん」
「そ…上手」
「…っ…」
はじめての濃厚なキスに真尾は興奮し息を荒げ、褒められるときゅんと腹の奥が疼いた
「宵…かわいい。完全に勃ってくれたな。嬉しいよ」
「…や…恥ずかしいっ…見ないで」
真尾は自分の欲望を浅ましく感じて恥ずかしくなり、両手で股間を隠した
「おっと。こら!悪い手だ」
祖父江は慌ててその両手を左手でひとくくりにすると頭上にまとめた
「やぁっ離して!見られたくないっ。こんな…浅ましい姿」
「違う。俺を求めてくれている可愛い姿だ。せっかく勃ってくれたんだ。恥ずかしがらなくていい。見せて」
「恥ずかしいです…っ見ないで…ください」
「見たい。好きな子のことは全部見たいし、触りたいんだ」
「あ……んっ」
ふいに陰茎を握られ真尾は甘い声を漏らし
自分の触り方とは違う触り方で触られ、悪い手と叱られながら両手を拘束され、たまらなく真尾は興奮した
「拘束は…嫌いです…」
「だけど、隠すだろ?」
「隠さない…っ隠さないからぁ」
「分かった」
祖父江が手を離すと真尾は震えながら祖父江に見られた。
祖父江は体を下の方にずらし真尾の勃ちあがった陰茎に口づけると、真尾は驚いて息を飲んだ
「…っひ。え?な…何してるんです?」
「フェラ」
「…っな…やっ…だめっ汚いです。あ、あんっんぅっ裏筋舐めないでぇっ」
ぞくぞくと登りあがってくる快感に真尾は戸惑い、真尾は自由になった手でテシテシと祖父江の頭を叩いた
「やっぱり…悪い手だ。縛る?」
「やっ」
いじわるな祖父江の言葉に真尾は感じ、鈴口から雫をこぼし、祖父江はそれを指ですくいとり舐めた
「な…っ舐めちゃだめですっ」
「大丈夫。ちょっといじわるなのも好みなのかな?反応がいい」
「分からないです…でも気持ちいい……」
はじめての口淫に真尾はとろけそうになり
祖父江の舌があたるたびに声をあげた
「…い…ぁっ…も、だめ…っ口、離してっ」
祖父江はこのまま飲みたい衝動に駆られたが、真尾の反応を恐れて我慢し、口を離した
「んぁあっイクっ」
瞬間、パタパタと真尾の陰茎から白濁した液体がこぼれた
「はぁ…はぁ…」
「気持ちよかったか?」
「気持ち…かった。でも、恥ずかしい」
「もっと恥ずかしくて気持ちいいことをしよう」
「え?」
祖父江は後孔まで溢れた精液をすくいとり、入口をノックし、そこをくすぐった
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