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雅宗、がんばりますっ

目が合った周防はどうするか悩んだが、服を脱ぎ捨てベッドに登り祖父江たちの近くに座り真尾に向けて両手を広げて待った。 来るやろか?俺の行動合っとるとええけど… 祖父江は手を離し、真尾に耳打ちした 「行っておいで。気持ちよくしてもらうとこ俺に見せろ、宵」 「うん…行ってきます」 真尾は我慢させられた欲求が満たされそうで泣きながらも安堵感に表情を柔らげて周防の両手の中におさまり、真尾が周防の元に移ったと同時に 「行ってらっしゃい」 祖父江はベッドの隅に移動し横になり、2人を見守った。 ・ ・ 「いらっしゃい。宵さん」 周防の腕に抱かれにきた真尾を周防はそっと優しく抱きしめ、周防は一息ついた ほんまに来よった!! あかん…なんやろ、泣きながらやのに嬉しそうに表情緩めてこっちくるとか…実継さんは実継さんでめっちゃあったかそうな目つきで宵さん眺めとるし… 周防は興奮して、すでに陰茎は勃ちあがっていたが平静を保ち次の動きを考えた 「雅宗…心臓が速い…」 「そりゃ、緊張します…。ありえんことになってんやから。これで正解かも分からへん」 「雅宗、抱いて?あなたの考えている通りで正解です」 周防はその言葉に決心して真尾をベッドに寝かせ 「分かった。宵さんが泣きやんだら我慢を頑張ったご褒美に気持ちええことしましょ?」 「難しいよ…雅宗。すぐには止まらないもの。ずっと我慢かもしれません」 「辛いやん」 「辛いです」 周防はぺろっと舌を出し、真尾の涙を舐めると顔を歪め、真尾は笑わせにかかった 「しょっぱい…」 「ふふ。ネコちゃんみたいです」 「そこの人にもネコに見えるって言われました」 言われて、祖父江を真尾が見ると口元を覆い隠してクスッと笑ってウケていて真尾は泣き止んだ 「実継さんがウケてます…ネコに」 「泣き止んだやん。よかった」 周防は思惑通りに進み、ニマっと笑った

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