由宇はおもしろいなぁ… たぶん、より恥ずかしい格好になってることに気がついていないね。 さて、と… 「由宇、診察だよ」 「先生ぇ、やめようよー。たぶん腫れてんのは間違いないんだよね？わざわざ触る必要ないじゃん」 「はいはい、なら治療だよ？ナカをマッサージするから楽にして」 「やぁっ」 「やーじゃなく…はーっだよ、由宇。もしくはふぅー…力を入れると痛いからね？」 説明しながら瀬谷は由宇の肛門に潤滑ゼリーを塗りつけ、すーっと指を１本挿れていった 「んぅっ！や…や…抜いて…っせん…せっ」 「すまないね、逆に増やすよ」 「ひぃぁあんっ」 いったん指が抜かれてすぐに2本まとめて指が入ると由宇は大きな声をあげ、涙をポツリポツリとこぼした 「い…痛…痛いよ…」 「痛いね。ここは？」 ぐりっと腫れた前立腺に瀬谷は指をかけた 「い゛ったぁー…やぁー」 「なかなか腫れが強いな…よくこれ、祖父江マッサージできたね」 「由宇よしよし大丈夫だ。瀬谷、俺らがちょっと鬼になってマッサージしないことには進まないからな」 「気がひけるな…これは」 「分かるよ。由宇はちゃんと俺があやすから、そっちはそっちでちゃんと流れをよくしてやってあげて」 「分かった。さぁ、由宇。続けるよ」 「も…やだぁーっ」 由宇の泣き声がリカバリーを通り越え、ステーションにまで響いていた