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仲のいい?由宇と臣
「っふ……ぁ、あん…っ」
まだ眠っている最中、祖父江に座薬を挿れられた由宇は寝ぼけながら声を漏らし、祖父江の指を締めつけた。
ちゅぽん…
音を立ててナカからゆっくり指を抜くと、びくんっと由宇の体が跳ね
「は…ぁ、あんっ」
感じている声をあげ目を覚まし、キョロキョロとあたりを見回し状況を飲み込もうとしていた
「由宇、力を入れるなよ?」
祖父江は注意を促し、ローションでたっぷり濡らした指をくるっと円を描きながら由宇のナカに沈めていった
「っあ…ぁ」
「痛いか?」
「よく分かんない…」
「ここは?」
「ん゛っ…い゛…」
「うん痛いな。腫れがひどい…尿路感染もあるだろうが…急性前立腺炎だろうな。辛いな由宇。よく分かんないのはこの手前のあたりか?」
「はぅ…指消える時…力、抜ける…」
「気持ちいいらしいな」
「やっぱり…これ、気持ちいい?気持ちいいで合ってんだ…っんぅ…っは…。せん…せ、なんか指ぞくぞくする…っん、や…奥痛いっ」
祖父江は気持ちいいと由宇が言うところと、前立腺を交互に触った
「は…ぁんっ…んーっ、辛い…痛い…ん、や…あん…も、訳分かんない…っ」
「後、少し頑張れ…ちょっとだけ楽になってくるはずだ」
「?。悪化しそうだけど…っん〜…っい゛ぃい…っ」
コンコンー
「ごめんなさい、先生。ちょっと…」
「どうした?」
祖父江は由宇から指を抜き、少し離れた位置で真尾の話に耳を傾けるとその内容に目を見開いた。
「由宇くんは瀬谷先生が引き継ぎます。先生は向こうに。いま、牟呂が対応してますけど、パニック状態で…」
「分かった。由宇、すまない。また来るから」
「祖父江先生?」
由宇は不安そうに振り返り、祖父江は由宇の頭を撫でた
リカバリーから出ると祖父江はやや早足で臣の部屋へと向かった
(臣…っ。また由宇と同じタイミングで急変か。仲良しにもほどがある…っ」
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