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実継×宵 やきもち妬きがここにも
「…ふ…」
祖父江は行為の最中、通知に気が付き携帯に届いたメールに目を通し、笑った
それを見た真尾が、祖父江に飛びつき
「…おっと…どうした?宵」
「えっち中に見るのいやです」
「すまない」
電話を元に戻し、真尾を太腿に乗せ向かいあって抱っこすると、真尾は祖父江の胸に頭をつけた
「だれ?」
「気になるか?やきもち妬きだなぁ宵」
パシっ
真尾は祖父江の反対の胸を平手打ちした。
「…く…。遠慮なしか…宵。」
パシっパシ!
「ちょ、宵…っ宵さんっストーップ」
「やきもち妬いたらダメなのっ?好きな人が最中に電話触ったら気になります!」
「よしよし」
祖父江は真尾の髪を撫で
「雫だよ。心配する相手じゃない」
「?」
「由宇のインシデントで雅宗がダメージ受けてたから雫にアドバイスしたんだが、無事うまくいったってさ。ただそれだけ」
「立ち直れそうなんですね。よかった」
「さーて、やきもち妬き宵さん?パンチしてごめんなさいは?結構痛かったぞ?」
「いやです。ごめんなさいはしません。こそこそする実継さんが悪い」
「よーい!」
「いーや!」
「たく…っ」
祖父江はベッド下の収納ケースから赤い麻縄を取り出し
「悪い子はお仕置きだ」
「え…なんで……マナーがなってないのは実継さんなのに、、」
「パンチしたのにごめんなさいもしない子は悪い子だ」
「や…いや…っ縛らないで」
「だめ。縛る」
強い口調で言い放ち、祖父江は真尾の足をM字に固定していった
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