483 / 1217

2人同時のエネマグラ 2

「っひ…やだ、触んないで…」 「由宇くん、いきなりでも平気な子?違ったよね?痛がりさんだったと思うから心配だなぁ」 人差し指をナカまで挿れてくるくると回して入り口を拡げ、奈南は尋ねた 「どうせ挿れるんなら早く挿れろ!いつくるのか分からないのも怖いんだよっ」 「そうか。うんじゃあ挿れるね」 「んっっ」 「力入りすぎ…楽〜な気持ちで受け入れて。臣くんを見てごらん?いま5分間いかないくらいだけど気持ち良さそうでしょ?」 「…それは…うん。そう見えるけど…てか、これなんの意味があんの?」 「先生たちに指2本挿れられてぐりぐりされるのとおんなじくらい効果あるかな。 瀬谷先生いわく今回、急性前立腺炎らしいからマッサージは細菌が身体中にまわる可能性があるから本来はやらないけど、腫れが酷すぎだからやむを得ず今回に限ってはマッサージを優先って。しんどいのは先生もよーく分かってるよ。後は、抗生剤で治療になるからとりあえず今夜だけ頑張って」 「意味不明…悪化したらどうしてくれんの?」 「そしたら先生がなんとかしてくれるよ。後、由宇くん?膀胱留置、やっぱりしとこーね?」 「やだ…」 「前立腺に尿道圧迫されて出にくい状態なんだよ?分かる?」 「そんな状態なのに先生じゃない人がやるとか恐怖」 「分かった。呼ぶ。だから頑張れ、以上」 奈南は由宇のナカにエネマグラが入っていったのを確認し、瀬谷にヘルプコールをかけた。

ともだちにシェアしよう!