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2人同時のエネマグラ 2
「っひ…やだ、触んないで…」
「由宇くん、いきなりでも平気な子?違ったよね?痛がりさんだったと思うから心配だなぁ」
人差し指をナカまで挿れてくるくると回して入り口を拡げ、奈南は尋ねた
「どうせ挿れるんなら早く挿れろ!いつくるのか分からないのも怖いんだよっ」
「そうか。うんじゃあ挿れるね」
「んっっ」
「力入りすぎ…楽〜な気持ちで受け入れて。臣くんを見てごらん?いま5分間いかないくらいだけど気持ち良さそうでしょ?」
「…それは…うん。そう見えるけど…てか、これなんの意味があんの?」
「先生たちに指2本挿れられてぐりぐりされるのとおんなじくらい効果あるかな。
瀬谷先生いわく今回、急性前立腺炎らしいからマッサージは細菌が身体中にまわる可能性があるから本来はやらないけど、腫れが酷すぎだからやむを得ず今回に限ってはマッサージを優先って。しんどいのは先生もよーく分かってるよ。後は、抗生剤で治療になるからとりあえず今夜だけ頑張って」
「意味不明…悪化したらどうしてくれんの?」
「そしたら先生がなんとかしてくれるよ。後、由宇くん?膀胱留置、やっぱりしとこーね?」
「やだ…」
「前立腺に尿道圧迫されて出にくい状態なんだよ?分かる?」
「そんな状態なのに先生じゃない人がやるとか恐怖」
「分かった。呼ぶ。だから頑張れ、以上」
奈南は由宇のナカにエネマグラが入っていったのを確認し、瀬谷にヘルプコールをかけた。
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