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甘えん坊由宇の甘々治療 2
「っぁ…ん…ん」
「甘い声が出せるようになったね?由宇」
瀬谷は由宇の後頭部を撫で優しく言葉をかけた
「指を受け入れるのに慣れたようだな。力の抜き方が上手くなってる」
「でも…さっきは出来なかった…」
「緊張がまさっていたからだよ、由宇。怖いって緊張していると筋肉が硬直するからね。本来痛くないことでも痛く感じてしまうものなんだよ。アナルは性感帯がいくつかあるからきちんと段階を踏めば気持ちいいところだから治療も辛くなくなる」
「そんなにある?」
「あるよ。前立腺の上にある精嚢、直腸を越えたS状結腸…他にもあるね?違ったかい?実継」
「何故、俺に話を振る…それと名前で呼ぶな。プライベートじゃないんだから」
「んーでも、きみプライベートでしてるだろ?だから俺より詳しいと思うんだけど…違うかい?」
「違わないが…由宇の前で言うことじゃない」
2人の会話を聞き、由宇はドキドキした
想像もできない大人の世界…
「祖父江先生…男の子と付き合ってるの?」
「あー…まあ…」
「嫌がらない?相手の人…俺ならやだ」
「由宇は泣き虫に甘えん坊だけじゃなく…妬きもちやきなのか」
「だってなんかヤじゃん。他の子にこんなことしてるなんてさ。可哀想…はぅっ」
「要らん心配しないで集中しなさい」
祖父江は奥の方に指を沈め、治療に集中するよう由宇に注意をした。
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