「んやーっ、やぁー」 おしりのナカに入ってくる指とネトっとした感触にびっくりして紫苑は叫んだ 「何？何ー？」 「痛い？堪忍な？」 「ぅう…おしり痛いよぉ…指、やだよぉ、ひやぁんっうんち出しちゃだめーっ」 「なぁ涼木くんさ、紫苑くんのお腹押せる？後ちょっとで届きそうなとこにおってさ」 「はい」 「やぁーんっお腹押しちゃやだよぉ」 「ごめんな？嫌だよな？師長さんの手助けして出やすくしてるんだ」 「うんうん。紫苑くんも涼木くん上手い上手い。よーしええで。降りてきた」 「…う…ぅう…恥ずかしいよ…痛いよ…助けて」 「紫苑くんあんなぁお腹に力入る？すぐそこまで降りてきたで後自分で頑張ってみ？」 「いやぁーっ」 「あーそうそう、そやで。けど叫びながら力むんは体力消耗するでやめとき？」 「ふぇ…っ…こんなことしないで？許して？」 「いじめとるわけとちゃうねんで？次の処置のための大事な前準備やから大切やねん」 「次の…処置……何するの？」 「それは佐久間先生次第やな。先生によって処置の仕方が違うから。まあリラックスして身を委ねとったらええねん。はい、おしまいやからおしり拭くで？」 「…っ」 おしりを拭かれて紫苑は真っ赤に顔を染め 「やんっ恥ずかしいよ」 周防は紫苑の衣類を整えると、紫苑の体を起こした 「涼木くん、後は頼むわ」 「ありがとうございました、師長。じゃあ、処置4に行こうか？紫苑くん。送るよ」 「え…？も、もう？」 「メインは今から。さっきのはただの準備だからさ」 「…ゃ………」 「ん？」 「やだ………」 「やだかぁ。困ったなぁ…どうやったら行けれそう？」 「…抱っこ」 「抱っこ？しょうがないな。おいで」 涼木は紫苑を横抱きにし、抱き上げると歩き出した