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かおる 治療始まる 3

「じゃあ治療始めていくな?かおる」 佐久間は足元のコントローラで処置台を操作し処置モードに変形させた 座っていた椅子が上昇し後ろに倒れ、両足を開かされ座面が消えるとかおるはうろたえ 「…なっ!なんだよっこの変態エロ椅子っ。こっから降ろせよっ」 「ビビるよな?これ」 「ビビってなんか……ない」 素直に怖いと言えず、かおるは佐久間から視線を逸らしうつむいて唇を噛んだ 「おいおい、本当に大丈夫なの?ちんちん縮みあがってんじゃん」 「…いいから……早くやれって。地味にこの格好しんどい」 「分かった。楽にな」 佐久間はかおるの陰茎を支え鈴口にジェルを塗り、その不快感にかおるは眉を寄せた! 「う…」 「あ、分かってるだろうけど力抜いとけよ」 「分かってるって!」 「んじゃブジー挿れていくからな。はい息吸ってー吐いてー」 「…っぐ…ぅ……」 「息、止めると余計痛いから吐いて、楽に楽に」 「…ぅうー…っ〜…」 「かおるくん大丈夫?痛い?」 顔を歪めるかおるを励まそうと未羽は声をかけたが、かおるは怒りだし 「当たり前のこと聞いてんなよっ新人!こんなもん突っ込まれて平気なわけないだろっ」 「ご、ごめん…」 「なぁかおる、みぃにあたってるとこアレだけどさこの部分ちょっと入りづらい…たぶん痛いぞ」 「え?っひぃっ…うっ…やっいってぇ!やめっ痛い!痛いって佐久間っやだっっこの下手くそっ」 かおるは痛さに身をよじるがベルトにより動けず興奮し息を荒くした 「ほら、過呼吸になるからちゃんと息吸って吐く」 「む無理…っ!」 「あ〜…つーかたぶん狭窄がまた起きてる。だから言わんこっちゃない。また泣く羽目になんじゃん。未羽、かおるの両手押さえてろ。たぶん泣かせる」 「え?あ、はい」 泣く?かおるくんが? 未羽は?を浮かべながらかおるの両手をまとめて抱えあげ押さえた 「かおる、通すぞ頑張れ」 「んぎっ…ぅ…うわぁっっ」 かおるは仰け反り耐えた。しかし、耐えきれずに涙をにじませ、頬を涙で濡らしモニターのアラームを鳴らせた 「や…いやだっ。いぃ痛いぃー!やだぁってっやめっ…ぅ…う…やぁっっぅぅ…っく……ぅう」 とめどなく涙が溢れ、かおるがぐったりするころようやく終わった

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