614 / 1217

みんなとお風呂 3

おとくんたら…っ してることの意味を理解してないんだろうけどその無邪気さが怖いよ 「お…おとくん…っ、そこはあんま触っちゃダメなとこだよ?」 「ダメ?なんで?」 「おとくんも触られたらイヤだったでしょ?」 未羽の言葉におとは首を傾げ 「おじさんに触られた時はイヤだったけど、相馬先生に触られた時はふわふわして気持ちよかったよ?みぃちゃんはこれ気持ちよくないの?気持ちいいはいいことって相馬先生言ってたよ」 「そうなんだけど…えっちなことは好きな人以外にしちゃダメだよ?先生との治療やアフターケアは別だけどさ」 「えっちなことなの?これ」 ふにふに…ふにふに 「…っん…ぁ…だ、だめぇって」 「あのー…先生?多分、おとは知らない世界に興味津々なだけだと思う」 「そうなの?おとくん?」 「うんっ。かおるにぃにのも触ってみたいな。好きな人ならいいんでしょ?」 未羽はおとの発言に困りおろおろし 「えーと…なんて言ったらいいのかな?」 「ね、おとくん!ちんちんとちんちんをくっつけっこすると気持ちいいんだよ!知ってた?」 「なーっれいくんたら何を言いだすのー」 「そうなの?れいくん!知らなかった」 「知らないことっていっぱいあるよね!俺は痛いだけだけどおしりも気持ちいいんだって」 「あ!それは知ってるっ。相馬先生の指が入ってくる時はぅってなるけどおなかのナカとんとん撫でられるとおしっこ出るみたいな感じになって気持ちよくなっちゃう」 ひとりウットリしているおとを 「え……」 みんなは不思議そうに見つめ、未羽は両手を振り 「わーわー!もう終わりっ。お湯に入る前にのぼせちゃうよっ。そろそろ入ろう?」 湯舟に入るのを促し、未羽は先陣を切って中に入った。

ともだちにシェアしよう!