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みぃ おしりぺんぺん
千歌が佐渡に泣かされる少し前、未羽は未羽でピンチに陥っていた。
ーー
師長からの一報を聞いた佐久間はお道具棚近くのソフトマットに座り壁を背もたれにして未羽の到着を待っていた。
「先生ー。こんにちは…っうげ…」
「おー。いらっしゃい。夕べよく寝たぁ?」
な、なんでそんなとこに…
笑ってるけど…目が笑ってないぃ。怖いー
「えとね、おしり痛くてあんまり寝れてない」
「そっかぁ。じゃあ今日はよく寝れるように運動しようよ」
「え…」
「ほら、来て」
佐久間は未羽の手をとり、マットに座らせると自分の太腿の上に未羽を寝転がし
ズボンとパンツをずり下げ、ポーイと明後日の方向に放った
「ひゃーっ!な、なぁ?」
「みぃさ、今日ここに来る前においたしてきたろ?おいたする悪い子はどうされると思う?」
ペシっ
「ひゃんっ」
「おしりぺんぺんされんの」
ペシペシ
「いっ痛いぃ」
「痛いようにぺんぺんしてるもん」
ペシペシっ
「やぁあっごめんなさい!許して」
「まぁだ」
ペシペシペシンっ
「いっいっ痛い。ぅ…ぅうっ…痛いよ。ごめんなさい」
ペシペシンっっ!
「ふぇ…っ…も、やめっ」
「よしこれで10回。次、おいたしたら15回だから。もうしないでね?みぃ」
「しないぃ…おしり痛いぃ」
「あんね、叩く俺も痛いんだよ?このまま今日の治療入るから。あらかじめ言うけど今日は泣かすからよろしく」
「なぁーっそんな宣言しないでよー」
「おいたしたのはどいつ?」
「ぼく…です」
「分かればよろしい」
佐久間は叩いたおしりを撫であげ、反対の手でお道具棚からローションボトルを取った。
🎵〜
ボトルを取ったそのタイミングで携帯が鳴り、画面を見ると佐渡の文字
なんだ?あっちはあっちで処置中だよな?
「はい、佐久間」
〝佐久間、悪い。いまそっちの処置中断できるか?〝
「できるっちゃできますけどなんかありました?」
〝TRUSで苦戦中だ。やる前から泣き出してる〝
「あー…TRUS。そりゃ泣くっしょ?了解。すぐ行きます」
佐久間は電話を切ると、すぐに電話をかけ直し
「あ、師長さん?ちょーとヘルプ。実は………ってことで誰か処置4に寄越して欲しいな。できればみぃの前立腺刺激できる人で」
佐久間が事情を話すと真尾はすぐに状況を理解し、処置4に飛んできた
「へ?師長さん自ら?」
「何年か前にも言いましたよ?他の子たちはみんなそれぞれのケアで忙しいの。ほら、佐渡先生が困ってますよ?早く行ってあげてね」
「はい。行ってきます」
佐久間は未羽を太腿から降ろして真尾に託すと処置1へと急いだ
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