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千歌 プラグ
「佐渡先生?どれからいく?」
「とりあえずいちばん小さいので」
「わぉ。やーさしい」
お道具カートからプラグを取り出し佐渡に投げ、佐久間は千歌の頭元に近寄りクシャッと千歌の髪を撫で
「後で佐渡先生に甘えさせてもらいな?」
「検査、できなかったもん」
「でも、頑張って椅子に乗ったんだろ?甘えとかなきゃ損ってやつ。俺ならここぞとばかりに甘えるね。だから甘えな。じゃ、特にヘルプちゅうヘルプしてないどころか中断させちゃったけど俺は処置4戻ります」
「佐久間、ありがとう」
「当日は最初から俺もヘルプ入るんで、またスケジュール合わせましょう」
「助かる」
佐久間が退室すると、佐渡はプラグにローションを多めにつけ千歌のナカへと押し込んだ
「っぅ…ぁひぁ…っ」
「痛く…はないな?」
「ちょっと痛いけど…変な感じだよぉ」
「もし抜けちゃったら看護師さんに言えるか?千歌。そのまま知らんぷりはしないな?」
「言える。知らんぷりしないよ」
佐渡は診察椅子を初期位置に戻し千歌の足首のベルトを外し、さすりながらキズが無いか確認し、千歌の両脇に手を入れ抱き上げた
「みぃもちっちゃいけど、千歌も負けず劣らずちっちゃいな。それなりに重みは感じるけど平均以下だ。もっと食え」
「食べてるよ?まだ成長途中なだけ!」
「分かった分かった」
佐渡はソファへと移動し、ドカっと腰を下ろして千歌を抱きしめ
「はい、おつかれさま。体重、もっと預けて構わない」
「う、うん」
千歌は遠慮しながら佐渡の肩口に顔をつけてもたれ
「よし…いい子だ」
佐渡はトントンと千歌の腰を撫で
「しんどかったろ?」
「うん。あと、怖かった。もう怒ってない?」
千歌は恐る恐る佐渡に尋ねた
「よしよし…もう怒ってないからそんなに不安がるな。おしり、辛いな?」
「うん…」
「しばらくの我慢な?大きいのがしたくなったら看護師に言うんだぞ?言えるか?」
「うん、言える」
「いい子だ。ちょっと辛いだろうが、検査が楽になるから頑張ろうな?」
「うん」
「千歌、気持ちいいことしたいか?」
「ううん。今日はもうお部屋行きたい」
「分かった。ご褒美に運んでやろうな」
「え…でも…」
「佐久間が言ってたろ?甘えてろ」
「うんっ先生好き」
千歌は佐渡に抱きついた
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