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みぃ 怖がる

「で、いつの間にかそんな治療プラン立てられちゃってたわけ」 現代の未羽は、紫苑に話を続けていた。 紫苑はそこまで話を聞いて興味が湧き、話の続きをせがんだ。 「ね、ね、それで脱走したの?」 「そ」 「治療は?」 「千歌がプラグ挿れられて何日か後のホルモン注射予定の日だったんだけど、千歌が急変してバタバタしてる隙に脱走して近くの公園まで行って朝まで過ごしたんだよ。 だけど途中で気分悪くなっちゃって紫藤先生にとっ捕まえられて…そのまま処置室に連行されて強制治療だよ。やるんじゃなかったーって今でも思う」 「でも、やっちゃったんだね」 「そ、それにしてもあの時は千歌のプラグにびっくりしたなぁ。自分もやられるんじゃないかってビクビクしてるとこに治療プランの説明聞かされてもう本当パニックだったもん」 「それはそうなるかも…」 「続きを話すとね……」 ・ ・ 「……っん…ぅ…はぁ…ぁん…っ」 これ…辛い、、、 寝返り打つたびに変なとこにあたるし、乾いてくると地味に痛い これを数日間6時から0時までなんて… 検査が嫌すぎて頑張ることに同意したけど、頑張れないかも… 千歌が悶えていると、未羽がゴソゴソと起きだし辛そうな声を出す千歌に未羽は心配し 「ちかぁ?どうしたの?どっか痛い?」 「え…えと大丈夫だよ」 「うそ。大丈夫じゃない声だよ」 未羽は千歌の元へと走り寄り、その額に浮かぶ汗を手首でゴシゴシと拭ってやり 「お願い…みぃ、ベッドに戻って」 「戻れないよ!友達がこんなに苦しんでるのに」 「大丈夫…っ、大丈夫だよ。検査のために器具を取り付けられたからそれが苦しいだけ」 「器具って…どこに」 「い…言えない…」 「言えないようなとこなの?」 「だ、だって…ぇ。おしりなんだもん…恥ずかしいよ」 「へぇおしりに…おしり!?うそー」 「うそじゃないもんっ」 千歌は恥ずかしがりながらも布団をまくった

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