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プラグ 挿れ直し
涼木はポケットからローションを取り出してオーバーテーブルに置くと、千歌のベッド周りのカーテンを締めプラグ挿れ直しの準備を始めた
「ローション、部屋にあるよ?」
「それよりちょっと粘度が高いのな?3時間おきに付け足すけど粘度弱いと乾いて痛いだろ?
一応、配慮してんだよ。これでも。じゃ、布団取るな?」
「えと…やだ、かも…」
「うーん…そうだよな?やだよな?でもごめんなぁって…」
布団をめくるとシーツのど真ん中にポツンと転がっているプラグと目が合い
「これはぁ…抜けちゃったの?それとも抜いたの?どっち」
「抜けちゃった」
「ナースコールはした?」
「…っ」
「してないのな?それはよくない。先生に報告しなきゃなんない」
「だ、だめぇ!さっきだよっつい何分か前に抜けたの。だから、言わないで」
「信じてあげたいけど、俺が来なかったらどうするつもりだった?」
「ごめんなさいぃ」
「分かった。今回は見なかったことにする。次は直ぐナースコールすること!約束」
「分かった」
「よし、じゃあ挿れ直すから左向いて」
「え…もう挿れ直すの?」
「もちろん」
千歌はしぶしぶ左を向き、枕を抱き
「痛く…しないで?涼木さん」
「分かってる。触るよ」
涼木はローションをまず人差し指中指の2本に多めに塗りつけ、千歌の孔に触れた
「…っ」
「はい息、吐くよー」
「うん…はぁぁ、うっ…や…指ぃ」
千歌ぎ息を吐いたタイミングでナカへと回し挿れていくと内壁にローションを馴染ませていった
「我慢。直ぐにプラグ挿れると辛いから慣らしてる。これ、してくれる看護師とそうじゃない看護師いるからな?」
「…ん……ぅ」
涼木の指が抜けると千歌は枕を握りしめ
「プラグ挿れるから力抜いて」
「うん。ふーーっ、あ…いぁっや…ぁん…ぅう」
未羽はカーテンの向こうから漏れ聞こえてくる2人の会話と千歌の悩ましい声にドキドキしていた。
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