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〝あなたのお気に召すままに〝コラボ

昨日、週刊Fujossyに掲載されていた 舞々さまの作品 あなたのお気に召すままに https://fujossy.jp/books/27184 と、コラボさせて頂きました♡ 舞々さま突然の話なのにありがとうございます♡♡ もうね、作中の成宮先生がツボなのです♡ 由宇が退院をして間もなく尿閉を起こして救急搬送された先が舞々さま作品の主人公カップル成宮先生と葵先生が働く病院だったという設定です♡ 紗くらのこれまでの作品にはいないツンデレ攻さま♡うまく表現できていないかもですが読んでもらえたら幸いです♡ そして成宮×葵カップル、きゅんとくるカップルなのであなたのお気に召すままに本編もぜひご一読くださいませ♡ ……… 由宇は腹部の違和感に腹をさすり、思い悩んでいた。 おしっこ…最後に出たの何時だ?ー 退院したてのころは主治医瀬谷の指示通り排尿日誌とかいうモノを付けていた。 が、そんなモノは3日坊主よりは頑張ったけど退院後診察のあった1週間後までで飽きてカバンにしまったままだ。 それから1週間なんにもなく快適にすごしていたけど、突然吐き気にも近い腹の不快感?圧迫感に耐えかね目を覚ました。 「今、3時か…」 たしか、夕飯の少し後の21時頃にチョロっと出してそれ以降出ていない これって…ヤバいよな 「怒られんじゃん…」 瀬谷が 「やれやれ。困ったね…由宇、再入院するかい?」なんて言う声が聞こえてくる気がする。 そして再入院になんてなった日には どうしても身構えちゃうほど威圧感のある先生、祖父江に 「on all fours(四つん這い)。前立腺診るぞ。息を吐け」なんて、言われるんだ 怖い怖い… 朝まで待ってたら都合よくおしっこ出ないかな… でもそんな時間まで放っておいたら想像以上のことを言われる 救急車…呼ぶか。 「母さん…ちょっと…」 意を決して、母親に説明して救急車を呼んでもらうとすぐに救急隊が飛んできてストレッチャーに乗せられた。 隊員がどこかに電話をしている 「佐久間由宇さん 17歳。つい2週前まで小児科に入院されていたようです。 そちらには初診になりますが夜間当番ということで受け入れお願いできますか?」 小児科っておいっ!って思ったがツッコミを入れる余裕もなく、違和感から痛みへと変わりつつある腹を由宇はしきりにさすった。 ・ ・ 「今日も後少しで終わり。どうかこのまま平和に夜勤が終わりますように」 仮眠を終えた水瀬葵(みなせあおい)は夕飯時にも祈ったが再び、神に祈った。 しかし、祈りもむなしく Drcallが鳴り響いた。 急いで初療室へと向かう。到着はまだだ。 事前情報によると17歳の少年でついこの間まで他院の小児科に入院していたようで主訴は腹痛だとか 17歳?幼少期からの持病持ちか?特殊な症例の子だったら… いろいろな考えがよぎり不安になり思い浮かぶのはあの意地悪な笑顔 成宮(なるみや)先生… まだ到着もしていないけど、安心を得たい 葵は震える指で成宮のPHSに電話をかけた。 〝もしもし?〝 うん、成宮先生だ。 いつも通りの俺にだけ聞かせるぶっきらぼうな声。 その声を聞いただけでもだいぶ落ち着く… 〝葵?どうした?〝 「あの、17歳の腹痛訴えの少年が運ばれてくるんです。でもその年代って臨床(りんしょう)経験少なくて」 〝それで、電話をかけてきた…と?〝 「はい」 〝まだ、到着していないんだろ?最初から諦めるな。おまえなら大丈夫だ。けど、無理ならまた呼べ。いいな?〝 「は、はいっ」 〝いい子だ〝 力強い声に励まされて、入ってきた救急車を葵は出迎えた 千歳(ちとせ)さん、俺頑張ります!            To be continue……

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