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救急搬送からの後日談 3

「し…師長さん…っ…手、離して…っ」 「どうしたんです?由宇くん」 「おしっこ!おしっこ出ちゃうよ」 「いいですよ?出しても。むしろ、出しましょう?膀胱留置、いやでしょう?」 「いや…だ。膀胱留置…しない…でも…っ」 おろおろする由宇の背をトントンと叩き祖父江が口を開き 「由宇、たぶんそれはおしっこじゃない」 「じゃあ、射精?」 「勃ってないから違うと思いますよ?そのいやぁな感じがだんだん気持ちいいになって 気持ちいいをさらに通り越えるとさっきの瀬谷先生の言う幸せな感覚になりますよ」 「うん…おまえが言うと真実味があるな」 「由宇くん、本当は内緒にしておきたい話だけどきみの治療の助けになるなら教えてあげます。きみの考えている通り僕は祖父江先生…実継さんと男女の関係のような関係にいます。一般的ではないから大きな声では言えませんがちゃんと愛しあっています」 「やっぱりそうなんだ…痛く…ないの?その、あれ、挿れるんでしょ?」 「ふふ。興味津々ですね?愛する人ともっと仲良くなるためにも治療は大事ですから頑張りましょうね?由宇くん」 「由宇、話を割るがそろそろ指を増やすよ」 いったん瀬谷の指が抜けると由宇は身震いした 「…や…まだ…怖いっ」 「由宇くん由宇くん。さっきの質問の答え。えっちってねちょっと痛みを伴うこともあるけど気持ちよくてすごく幸せな行為なんですよ?だから怖がらなくて大丈夫です。安心して、瀬谷先生に身を任せて。最初は痛くても気持ちよくなれるから」 「…っあぁ。太い」 ぐりっと入りこんでくる瀬谷の指が痛くて、由宇は声を漏らした こんなの気持ちいい…なんて嘘だ! 「痛いぃ…っ」 由宇は痛みを逃そうと祖父江にさっきよりも強く抱きついた

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