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まだまだ2/由宇カミングアウト

由宇が起き上がったかと思ったらおしりを突き出すような格好になったのを見て瀬谷は笑いを隠せず 「はは、由宇。きみは本当におもしろい。かわいい格好になっているのに気がついているかい?」 瀬谷はすかさず由宇の腰を掴み 「挿れてーって言っているようなものだ」 「へ?」 「よし、挿れるよ。少し痛いよ」 由宇のきゅっと閉じた肛門に、ローションを塗り坐薬を人差し指ごと挿しこみ 「は…ぁん…っや…痛っ」 「由宇、えっちだね?おしりくねらせて」 「や…ぁっ何言ってっ!抜いて…っ」 「まだダメだよ。ついでに前立腺を診ておこうね」 「え?や…だめっ触らないで!」 「怖がらなくて大丈夫。リラックス」 「…んぁ…ぁ…やぁ」 「うん…腫れはないね。マッサージするよ」 「え?ゃ…あんっ…先生…だめ」 「おや?腫れがひいているからか痛みはないようだね?それどころか感じているかい?」 「は…ぁ、んん。やだー臣…っ臣助けて」 「臣がここを気持ちよくしてくれたんだね?由宇」 「…うん…ぁ、じゃなくて…っ」 「すっかり成長したねぇ。由宇」 「はぅ…」 指を抜かれ、気の抜けた声を由宇は出し 「…っぐす…っぅ…う…」 「どうした?由宇。泣いてるね」 瀬谷は由宇を抱き起こし、由宇を抱きしめて背中を撫で 「ちょっといじめすぎたかな?すまなかった」 「好き…先生好き」 「…?」 「結婚してほしくなかった…」 「そうか…ありがとう、由宇。気持ちに答えられなくてすまないね」 「だい…じょぶ……勝手に好きになって失恋しただけだし、今はもう臣がいるから」 「そうか。いいお友達を見つけたね?」 「ん。先生、ちょっと寝ていい?」 「薬が効いてきたかな?副作用で眠気を誘うから。いいよ。寝なさい。就業になったら自宅に送るから」 「…はい」 瀬谷は由宇にタオルケットをかけ、寝ていく由宇の髪を撫でた

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