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みぃ 紫藤にお仕置きされる
縫合が終わり、佐渡が足から降りてくれたと思ったら、紫藤に未羽は即座にうつ伏せにされ更にはおしりを丸出しにされた
「ひゃぁん!やだぁっ」
ペチンっ
「やぁっ!ぶったぁっ」
ペチンっ
「いやっ」
ペチっ
「やぁっ痛いー」
佐久間先生より痛いよぉ
しかもやめてくれる気配がない
怖いーっ
「うぅ…っぇ…ん…ゃあっ、あーんっ」
ジンジンする
おしり絶対真っ赤だ
紫藤先生…めちゃくちゃ怒ってる
「ごめんなさいぃ」
「紫藤、もうそのへんに」
「甘いです!2度と間違いを犯さないようにしないといけませんっ」
「やりすぎだ」
「時には折檻 も必要ですっ」
「紫藤っ」
「…分かりました」
紫藤はうつむき、うっすらと涙を浮かべ
「早退させていただきます。局長によろしくお伝えください」
「紫藤…」
「未羽をお願いします。……早く…帰ってきて」
去り際にお願いをすると、紫藤は駆けていった
「…っぅ…う…ひっく…ぐす」
おしり丸出しのまま未羽は泣き続け、佐渡は未羽を抱き起こしてズボンを履かせるとベッドに腰を降ろして座り、太ももの上に未羽を対面抱っこで座らせた
「佐渡せ…んせ…紫藤…せんせ…帰っちゃった…どうしよう…っ」
「大丈夫」
「でも…っふぇ…怒らせちゃった」
「次、会った時ごめんなさいすれば大丈夫だ」
「…っん…分かった…っ佐渡先生、なんで抱っこ?ぼく、褒められること…してない」
「注射も縫合もお仕置きも頑張った。だから甘えていい。千歌ならこういう時顔を擦り付けて甘えてくる」
「そうなの?ちかが?」
「あぁ。あの子は俺の服をハンカチと思ってるからな。ところでみぃ?なんで逃げたくなっちゃった?」
「…佐久間先生…」
「佐久間?」
「うん。先生がおしっこのアナから何か挿れて治療するっていうから…ぼく、怖くて」
「そうかそれで魔がさしたわけだ」
「うん。でも…やるんじゃなかった…」
「よしよし、反省したならそれでいい。その治療、俺がするって言うのは聞いてるだろ?」
「うん…」
「なるべく痛くないようにするから、頑張ろうな?」
「うん」
未羽は佐渡の胸に頭を預けた
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