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ぐだぐだむーくん

「ぅ…ぅっ…」 「もう終わったよ、雅宗」 シクシクと泣く周防のおしりを瀬谷は優しく撫で 「まだ泣くのかい?困ったねぇ…」 「針…刺さん()うたやん…嘘つきや」 「会陰には刺さないよって意味だったんだがね…おしりもダメだったかい?」 「手もダメだし、全部いやや。痛いの嫌い」 「患者さんには見せられない姿だねぇ。涼木、正面に向きを戻してバイタルをとってくれるかい?」 「はい」 「さてと、ちょっとごめんよ…」 瀬谷は周防の縮みあがった陰茎を掴み 「っや…」 「うん…12Fr(フレ)で良さそうだね」 「先生、脈はやや早いですけどバイタル異常無いです」 瀬谷は涼木の声に反応してパソコンの置いてある机へと移動し、涼木がカルテ入力した数値を見 「いいね。始めようか。雅宗のサイドについて足を開かせてくれるかい?」 「はい」 牟呂と涼木は周防の両サイドに付きそれぞれ周防の手首を掴み足を左右に開かせ 「ひゃあっ!なんなんっ。なんでこないな恥ずかしめを受けなならんのっいややー」 「興奮がおさまらないね…。この様子だと自分で足を開いていてくれないだろう?きみ」 「鎮静剤、追加します?」 「涼木、それは過鎮静になってしまう危険があるからどうかな…あまり積極的にはやりたくないね」 「でも、やる前からこれじゃ…」 「むー?落ち着こ?終わったら何したい?何か食べたい?一個ご褒美に言うこと聞いてあげるよ」 「しー先輩、なんもいらんっ!帰るっ帰りたい!」 「それは聞けないよ、むー」 「消毒、始めるよ」 瀬谷が周防の陰茎を掴みイソジン消毒を始めると周防は暴れ、遠慮がちに押さえていた涼木の手を振り払い瀬谷の手に周防の足があたり 「おっと…危ない…」 「すみませんっ油断しました」 慌てて謝り涼木は再び押さえ 「離してやー」 「先生、過鎮静になったら俺が面倒見るんで鎮静剤追加しましょう?もしくは処置1に移動するか…」 「牟呂、1に移動したいのはやまやまだがね…これだけ怖がっているとあの椅子に座らせるのは厳しいと思う」 「じゃあ、鎮静剤を…」 「やむを得ないね」 瀬谷が苦渋の決断をしようとすると周防はしゃくりあげながら大人しくなった

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