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むー、導尿からの…

「っひ…いった…っや!いたぁぁいっ」 管が入ってくると周防は叫んだ 「力を抜いてくれるかい?雅宗。力が入りすぎると痛いよ」 「無理ぃ抜けられへん…っ。痛いぃ」 「んー…引っかかりは無いんだがね」 「っぅー…やっ…ぁあっ…ぅああーっ」 膝を震わせ、周防は泣き叫び 「雅宗、リラックス…」 「ぅ…う…ふぅーー」 「そう、いい子だ、上手だよ。おしっこ出てきたからね」 「うん…っ」 ようやく終われる安堵感で周防はポロポロと涙をこぼし 「よーし、抜くときちょっと違和感があるよ」 「…ぅ…っ。終わったぁ」 「導尿完了。雅宗の向き、左向きに変えるよ」 「へぁ?」 「足を曲げて楽に…おしり見るよ」 瀬谷は潤滑ゼリーを人差し指につけ、肛門に塗りつけるとそのままナカに指を押しこみ 「ひぁ…いややっ先生のえっちぃ…っ犯さんといてー」 「違う違う。雅宗?直腸診だ。診察しないといけないからもう少し耐えて」 「ん…ぅー…ゃあっあんっそこ触らんといてー。体、ビクンってなってまう…からぁっ」 何度かナカを触り瀬谷は確かめ、周防から指を抜くと周防の腰元を撫で 「んー…やや大きめな気はするが肥大とまではいかないね。尿閉の原因はまだよく分からないが様子を見よう。このまましばらくここで休んでいてくれるかい?」 「ぅ…ひとりにせんといて…」 「牟呂、側に付いていてあげれるかい?師長には話しておくから」 「はい、ありがとうございました」 「雅宗、よく頑張ったね。ぬいぐるみはまた後であげるからいい子にね」 「先生…おおきに」 「先輩、ズボン履きますよ。手伝います」 「牟呂、ちょっといいかい?由宇もだが未羽と千歌が優れなくてね…俺はそっちに行くが後は頼むよ。涼木は後でリカバリーに来てくれるかい?」 「はい」 涼木が周防の着替えを手伝っている間に瀬谷は牟呂に指示を出し、処置3から退室した

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