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引き続き頑張る、むー

「抗生剤の点滴、指示出たんだよ。さっき」 「いつの間に…」 明らかに落胆してショボンと肩を落とす周防の頭を牟呂は撫で 「むーがズボン履いてる時かな?注射イヤなら坐薬でもいいって。どっちがいい?」 「な…なんで選択肢に内服薬が無いん?」 「さあ?指定するのは先生だから先生に聞いて?」 「どっちもいやや」 「だめ。どっちか頑張るんだよ?むー」 「選べん…もう終わりや思ったのに」 「選べれないなら注射ね?万が一これから急変したらどのみち点滴しなきゃいけないわけだし」 「しー先輩がやるん?」 「そうだけど?」 「紫藤先生…」 「こんなことで呼べないよ。諦めて」 「でも…でもっ」 「ほらほら、右?左?どっちにする?」 「どっちもややっ」 「暴れると打てないって…危ないし」 「じゃあ暴れる!打たれたないっ。注射嫌いや」 「分かった。じゃあ、ズボン脱ごっか?ずらすだけでもいいよ。でも、もし熱が出たりしたら問答無用で注射だよ?いい?約束して」 「約束する。だってでーへんもん。でも…坐薬も…怖い…」 「はいはい。決心鈍らないうちにゴロンしておしり出して。怖くないようにするから」 「う、うん」 もたもたと周防がズボンをずらしているうちに牟呂は冷蔵庫から指示された薬を出し、周防の近くに寄り 「よっと…」 片足をベッドに乗せ、左手で周防の腸骨から腹を支えてまずはローションを付けた人差し指だけをナカに挿れ 「ひゃ…」 「指挿れはいつもしてるだろ?」 「うん」 「ちょっと気持ちいいとこ触るからリラックスして?緊張してんのかいつも以上に入り口が狭い…」 「ぁ…っあん…っ…しー先輩っ」 「気持ちいい?」 「分からへん…」 「指、増やすよ」 「はぅ…っぁ…あ…っそこ…っ」 「うん…良さそうだ」 牟呂はしばらくクチュクチュと周防のアナをいじりタイミングを見計らい、坐薬を周防のナカに押し込んだ 「い゛っぁ…挿れたぁー痛い」 「よしよし。溶けるまでいじるよ」 「ゃ…ぁ…っ」 牟呂に触られ、周防は喘ぎをあげナカから指が消えるとおしりを出したまま牟呂に抱きつき 「しーせんぱ…っい…ふ…う〜っ」 甘えて泣きじゃくった。

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