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お仕置き?ご褒美 2
見せられたローションに紫藤は首を傾げ
「ローション?」
「たくさん使ってってお願いは?」
「え…」
「指で気持ちよくしてやる。だから言って?」
「い…いや…恥ずかしい…」
「じゃあ、さっきみたいに無しがいい?また痛くて子どもみたいに泣く羽目になるぞ?」
「何もいわずにさっきみたいしてくれても…」
「普段ならな?そしてさっきはさっき。いまはお仕置きだからな」
「お仕置き…分かり…ました。あの…ローションたくさん使って気持ちよくしてほしいです」
佐渡は口角をあげて笑い
「よくできました」
紫藤の頭を撫でると、ローションの中身をたっぷりと手に取り
「花丸百点だ、縁。ご褒美」
「…っんっ」
ローションの力でにゅるんと指が入ってきて紫藤は吐息を漏らした
あると無いとでは全然違う…
さっきはあんなに痛かったのに
気持ちいい
「…ん…ぁっ…そこ…っいいっ」
「知ってる。だから、触ってる」
「…いいっ…ぁん…っ」
「かわいいな…縁。もっと声聞かせて」
「ぁあっ…琢磨さん…っ気持ちいい…もっと…もっとして」
「縁…焦るな。ゆっくり楽しめ」
「ゃ…ぁんっ…っ指、いやっ琢磨さんがいい」
「だめ。もっと欲しがって」
「欲しがってる…ください。もう待てません。ずっと待っていました」
欲しがる紫藤をなだめ、佐渡は指を3本に増やした
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