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道と大雅 はじめての日 2

部屋にみちを連れ帰るとみちは落ち着きなくあたりをキョロキョロと見回していた。 「どうした?」 「あ、いや…この展開は予想していなかったから…」 「緊張、してる?」 「ですね」 「後悔してたりする?今なら引き返せれるけどどうする?」 「大丈夫。教えて…ほしいです」 「可愛いな、みち。俺は本気にはなれないよ?部屋ん中見てわかる通りもう1人遊ぶ関係の人がいる」 「あの写真のおにーさん?」 「うん。詩乃さん。色白で綺麗だろ?この人」 「はい。年上ですか?」 「そ。みちとはタイプ全然違うから。本気にはなれないけど、今日いないこの人の変わりとかじゃないからそれだけ覚えておいて?」 「はい」 「みちはどこまで経験ある?」 「え…」 「まったく無い?」 「うん」 「あー…可愛い…俺、いまめっちゃ興奮してる。抱きしめさせて?」 「はい」 照れながら返事をするみちを抱きしめると、みちの心臓がかなり早く鳴っているのを感じた。 みちからはいい香りがする。 なんだろう? 香水じゃないし、アロマ? とにかくラベンダーの心地よい香りが漂ってきて落ち着く。 ペロっと耳元を舐めると大げさなくらいみちが跳ねた 「はぅ」 その反応が可愛いくて反対側も舐めると早くもみちの股間は膨らみ始めていた

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