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自由な宵さん
「ぁーんっ実継さんー。はじめてのえっちより痛かったですー」
「よしよし」
「はじめてのえっちって…さりげなくとんでもないこと言ってますよ?宵先輩。あ、体勢そのままキープですよ」
「だって。そのままじっとしてろよ?宵」
「う?」
「師長、今度は点滴留置しますよ」
「しないって言いました…っ」
「じきに鎮静剤が効いてくるので大丈夫とは思いますが…そんなにカリカリしないでください。頭、痛いんですよね?」
「痛い…」
「じゃあ、昨日の点滴しましょう?夕べは寝れました?」
「はい」
「点滴、効いたようですね?よかったです。今日も打ちましょう?楽になりますよ」
「分かった。打つ」
「おー。紫藤先生すごいです。宵先輩が言うこと聞いてます」
「さっきのは痛かったですけど、今度のは大丈夫ですよ」
「うん」
祖父江に抱かれたまま真尾は祖父江の首元に頭を預けて手を伸ばし、点滴をされ
「はい、打ちますよ」
「はい…。…っ」
「はい、入りました」
「わ。宵先輩、いい子ですねーよしよし」
奈南に頭を撫でられて真尾はむくれた
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