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S詩乃 2
「詩乃さんの…おちんちん…エネマグラより存在感あるじゃんっ!いやだーっ」
「何を本気にしてるの?そう簡単にあげるわけないじゃない。でも、そうだなぁ…慢性前立腺炎が治ったらあげようかな」
「え…し、詩乃さん…考えなおして」
「いーや!しかし…大雅、怖がり」
「怖がりとかじゃないって。どう考えたって痛いだろ!」
「大雅のよりは細いから大雅の挿れるより痛くないよってわけでエネマグラ挿入〜えいっ」
「おわっ…く〜…うー…」
ひぃ…入ってくる…マジ嫌だ〜
やっぱり…違和感が…っ
「大雅さ、やる気ある?」
「へ?」
「だから、やる気ありますか?」
「何言って…。やる気なきゃ挿れられてない」
「呼吸法が全然なってないんだけど?」
「呼吸法って…」
「患者さんに夜間、自己トレーニングの指示出てたらどう対応するつもりなのかな?大雅」
「え…別に突っ込んだら後は勝手に動く…」
「同じ10分から15分過ごすならより効果的な方がいいんじゃないの?」
「何紫藤先生みたいなこと言って…」
「あの人は言い方きついけど間違ってはないです」
「俺、あの人好きくない…ケア、押し付けてばっかだし…うたが可哀想だ。未羽だって」
「先生には先生の考え方があります」
「詩乃さんは俺よりあの人をとるって言うの!」
「ぼくは正しい方に味方します」
「詩乃さんは俺のこと好きじゃないの?」
「そっくりそのままその言葉をお返しします」
「え?」
「ぼくを好きならミチタカの所になんて行かないもの」
なんだろ…詩乃さん、もしかしてヤキモチ?
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