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従順な詩乃

明にずるずると引っ張られて詩乃は慌てふためいた。 こんなの…想定外です! 「ちょ……いやっ!明さん…っいやっ明っっ」 まだ、大雅との情事の跡が… そんなの見られたくない……っ 「詩乃っ、しっかり歩いて!俺は怒っているんだよ。でも、我慢してる。突然、俺を捨てた理由とかいろいろ聞きたいけど詩乃の負担になるから聞いていない」 「もう、終わったんです!ぼくはあなたのことなんて何とも思っていない」 「じゃあ別に抱かれても問題はないね。スポーツだとでも思えばいい。俺が好きなのを詩乃が思い出すまでそのナカに俺のを注ぐから」 「や…っ」 「腹の痛みを感じながら思い出せばいい。どうやって昔、愛されてきたか。最後、詩乃は俺がいないとおトイレもできない子だったの覚えてる?」 「あ…ぁ……いや…思い出したくないっ!大雅!大雅助けてっ」 「たいがくんって言うんだね?いいよ、俺はそいつとの関係を切れとは言わない。そのまま続けなさい」 「え?」 「大事なセフレなんだろう?許す」 「どうして…」 「あの頃みたいに俺も若くない。詩乃の意見を尊重する余裕ができた。だからいいね?黙ってついてきなさい」 詩乃は頷き言われる通り黙って明の後をついていった

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