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千歌 予定外の紫藤の処置
紫藤とともにベッドに来た千歌は、何も疑わず靴を脱いでいた
「先生、ありがとう。またね」
「千歌、まださよならには早いですよ?」
「え?」
「ズボンと下着を脱ぎましょうか?」
「脱いで何するの?」
「脱いですることは入院期間もだいぶ長いですし、分かりますよね?」
「おしっこの管さ、別に詰まってないよ?入れ替えならやだ」
「うん、それも脱いでやることですね?他には?」
「洗う?」
「今日、まだやってもらっていませんか?」
「ううん、ちゃんと南さんしてくれた」
「おちんちんの方じゃなくて…」
「おっきいのはまだ届かないって」
「そうではなく…、検査のために拡げないといけませんよね?」
「でも…プラグはお腹よくなるまで中止って」
「何も道具を使う必要はありません。今さっき見てきたの記憶にありませんか?」
「あー…おしりぐりぐりするってこと?」
「なんでしょう?それは…」
「佐渡先生がよくやるよ。ぐりぐりーって!痛くて泣けちゃうやつ」
「そのぐりぐり?はしません」
「ズプズプ?」
「未羽にはしましたね。千歌にどうするかは処置に入ってみないと分かりません。お支度してください、千歌」
「ん…痛くする?」
「千歌次第です」
「う…怖いな…やって言ったらすぐやめてくれる?」
「場合によります」
千歌にとっては予定外でなかなか素直には脱ごうとせず、紫藤は大きく息を吐き
「無理矢理はしたくないんですが…」
千歌のズボンに手をかけた。
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