へ？ちょ…何？ 「あ、あの…師長？」 なんで俺ベッドに誘導されてんの？ 宵はベッドに座ると涼木を見上げ 「たぁいが？」 「え？あ、はい。なんでしょう？」 な、名前で呼ばれたけど…なんなんだ？ 「さっきは挿れさせてあげないと言いましたが気が変わりました。特別に僕に挿れさせてあげます」 「な、何…言って…」 「だって、大雅のそれ…僕の痴態を見て勃っちゃったわけでしょ？」 宵はクスクスと笑いながら涼木の股間を指差し 「う…。恥ずかしながらそうですね。師長が色っぽすぎて…」 「僕ね、宵って言うんです。今だけ名前で呼ばせてあげます。呼んでみて？宵って」 「え…だ、だってそんな…っ」 「大雅は据え膳食わぬは男の恥って言葉、知らないんですか？」 「知ってますけど…」 「じゃあ男を見せてください」 「と、言われても…」 煮え切らない涼木の態度に実継は苦笑し 「雅宗も雫も…後、1度きりだが奈南も男を見せたって言うのに…おまえはチキンだな？大雅」 「チキンって！」 そんなビビりじゃ…ってか、奈南？奈南って言った？ タチ…マジにできたのか、、詩乃さん それに…雅宗と、雫って先輩たちじゃん マジか…。 病棟の半分のナースとしたのか！？ 大雅は驚きを隠せず、呆然とした。