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瀬谷からの電話
宵と別行動をとっていた実継は簡単に食事を済ませようとコンビニで買ったおにぎりや唐揚げを自車内で食べていた。
🎵〜
「電話…朱雀から?もしもし」
〝実継かい?千歌と未羽がインフルかもしれん。今から2人の元へ向かうが実継は今どこに?〝
「職員駐車場だ。自分の車にいる」
〝きみも2人と接触しているだろ?今、何か症状は?〝
「今のところはない。だが、夕べ泣きわめく未羽だったかな?を抱っこしてるから感染している可能性は充分ある。さらに言えば宵はその子と添い寝している。仮にそうだとするとまずいな…明日以降の仕事は控えないと小児科中にひろまる…」
〝それだけは避けたい〝
「同感だ」
〝院内にいるなら2人のテストを手伝ってくれるかい?〝
「分かった。すぐ向かう」
実継は残ったおにぎりを口に押し込みお茶を飲むと少年棟へと走った
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2人がステーションへと合流すると、作戦を立て始めた。
「どっちから行く?」
「すでに千歌は泣いてる状態だから千歌からでいいかい?」
「分かった」
小さなバット2つにそれぞれ長い綿棒を乗せリカバリーに入ると、泣き疲れてぐったりしている千歌とそれをあやす涼木と目が合い瀬谷は
「待たせたね。検査をするよ」
検査をすると告げた
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