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やっぱり検査はいや
部屋に戻った宵は実継にへばりついていた。
「どうした?さっきまで大人な宵さんだったのに、急に子どもだな?」
「だって…痛かったです……。頑張ったって褒めてください」
甘える宵の頭を撫で
「よしよし、よく頑張ったな?宵」
「結果、もう出るころですよね?」
「だな?」
🎵〜
「タイミングがいいな。もしもし」
〝実継かい?とりあえず宵くんの検査、陰性だったからね。涼木も周防も陰性だったが、ただまだ反応するまでの充分なウイルスがいなかっただけの可能性もあるから、一応また明日検査しよう〝
「また明日…あいつらのやるのか…大騒動だな」
〝だね。あ、実継。今日は宵くんとキスしてはいけないよ?大丈夫だろうけど、まぐわうのはもってのほかだからね?〝
「さすがに病人は襲えないよ。とりあえずお疲れ」
〝きみも、お疲れ〝
電話を切ると実継は宵の額に口付け
「とりあえず今日のところは陰性だった。また明日再検査な?」
「う…。再検査しなきゃだめですか?」
「だめ」
「いやぁっもうしませんー」
「んー…頑張ったら退院してからご褒美旅行でえっち三昧でどうだ?」
「え…それは…魅力的ではありますが…でも、いやぁ」
「よしよし、明日は抱っこして検査しような?」
「抱っこ…恥ずかしいです」
「じゃあいい子で検査できるな?」
「…はい」
「よし。消灯までまだあと少しあるから、ちょっと休むか?」
「はい」
2人は涼木が来るまでベッドの上でイチャイチャと過ごした
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