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宵、実継の過去に興味津々
ベッドに横たわるとあれよあれよという間に右足首と右手首、左足首と左手首をそれぞれまとめて結わえられ驚き
「え…ぁ、ちょっと…こんなに広げるんですか?!」
「柔らかいな?おまえ。いろんな縛り方に対応できそうだ」
信じられない格好と実継の言葉に涼木は思わずゴクンっと生唾をのみこみ、それを見た実継は笑い
「はは。なぁんだ…いやだいやだ言うわりには期待しているじゃないか。なぁ?宵」
「ですね。そのように見えます。縛られて感じちゃいましたか?」
「ち、ちがっ。だって縛ったことすらないのに縛られるとか…っ」
「は?縛ろうと思ったらまず縛られてみないと良し悪しが分からんだろ」
「え…」
実継の言葉に宵が驚き
「実継さん、いつ誰に縛られたんですか?」
「ん?あー…そこに興味持っちゃったか…弱ったな」
「ねー、実継さん?」
「まぁ、あれだ。頑張って退院したらご褒美がわりに教えてやろうな」
「イーヤっ!今知りたいです」
「今は涼木大雅のトレーニングが優先だろ?宵、いい子だから我慢な?」
「うー…」
「じゃあ大雅、待たせたな。やるか」
実継はローションを手に持ち、トロ〜っと自分の指に垂らした
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