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やっぱり気になる過去

う…っ…やられる…っ 涼木は入ってくる瞬間におびえ身構えた。 「そう、構えるな。入り口が堅くなる」 「入り口って…そこ出口ですよ!先生」 「ノンノンですよ?大雅。この場合は入り口です。息を吐いて」 「ノンノンって…師長…っぁあ」 入ってきたーっ やっぱりこの瞬間って、好きじゃないっ 指1本くらいなら痛くはないけど…違和感が!本当なんか…屈辱感 俺はネコじゃないのに…っ 「んー…?涼木さぁ、なんだかんだでトレーニングしたのか?入り口は堅かったけど、ナカはいい感じに解れているぞ」 「ち…違う…朝からみんなにやられ続けて…っ」 「なんだ、褒めてやろうと思ったのに」 「みんなにって…人気者ですね」 「っん…ぁ…やめてっ」 「ここはどうだ?まだ痛む?」 「ぅうっ」 飛び上がるほどじゃないけどいやな感じ… 「みんなに…って言うだけあって前立腺液の流れいいんじゃないか?いまそんなに痛くないだろ?」 「痛いですよ…それになんか不愉快」 「そういうなって気持ちいい場所なんだから」 「やられたことないから知らないくせに」 涼木が文句を言うと実継は、指を増やし 「んぁっっ増やさないでっ」 「2本の方があたりがいい」 「だから知らないでしょ!挿れられた感覚なんて!」 「なんで知らないと決めつける」 「え…まさか師長に?」 「それはない。さすがに最後までは知らんが…」 「実継さん!やっぱり気になります!」 「食いつきがいいな。宵」 目をキラキラさせる宵に実継は苦笑を浮かべた

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