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明さんアレを挿れられる
「めいめいはどっち?」
「え?どっちって…あの、俺…めいめいじゃ…ま、いっか」
「ネコ?タチ?」
「どっちってそういうことか!んー…抱かれたいとは思わないからタチかな」
「じゃあ今からやること少し辛いかもだけど頑張って。まずは脱いで」
「分かりました」
言われた通り脱ぐと、麻弥は小さな包みを手に持ち
「今からコレを挿れるから壁に手を突いてお尻突きだして」
「え…それって」
「ちょっと気分たかめるお薬。ほら、時雨さんは待つの嫌いだから」
「わ、分かった」
明は壁に両手を突き、お尻を突き出し
「一応潤滑剤付けてあげるけど、息吐いて楽にね」
「は、はい…ふー…」
ペリ…
「入るよ」
「…っ…ぅ」
「痛かった?」
「大丈夫…です。でも違和感が…」
「すぐその感じは薄れて体がほてってくるよ」
明はその後簡単にシャワーを浴び、本当に火照りだした体に戸惑いながら元の空間に戻ると実継が縄で縛られていて今まさに、指を挿れられようとしている瞬間で面食らった。
「さ、実くん…」
「驚いた?今からめいめいも時雨さんにやってもらうんだよ?」
「え…なんで」
「時雨さん、ネコの気持ちが分からないのにタチができるのかって考えだから」
「こ、怖いな…」
「何も知らないタチに犯されるネコの方が怖いよ。その点時雨さんは百戦錬磨だから安心だよ」
のほほんとした麻弥の言葉に明は頷いた。
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