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巡回
涼木は、就床記録をカルテに打ち込むと机に突っ伏して次の巡回まで仮眠をとった。
日付けが変わるころ、目を開け歯を磨いて眠気を覚ますと涼木は巡回に出向いた。
うた…いい子で寝てるな。手に弟くんの写真を持ってる。可愛いらしい…
さーちゃんは、気難しい顔しながら寝てんな…
夢見悪いのか?
でも。とりあえず寝てるからそっとしておこう。
問題はこっから…
周防先輩、、寝てますように
祈りながら扉を開けると腹丸出しで豪快に寝ている周防がいて、涼木は吹き出して笑い
「寝てるけど、なんて自由な寝方。てか、風邪引くって。仕方ないなぁ」
涼木は周防の衣服の乱れを直して布団をかけ直した。
「触られても起きないとかさすが先輩。このまま朝まで寝てくださーい」
トントンと周防の胸元を叩き、涼木は隣の宵の部屋へと向かった。
さすがに疲れて寝ているだろうけど、なんかドキドキするな。
そろっと扉を開けると、可愛らしい光景が飛び込んできて涼木は口元を手で覆った
くま…抱いて寝てるし、、
この人、俺よりひとまわり上だよな?
気持ち悪いどころか似合いすぎて可愛いって反則だろ
てか師長も服がはだけてるし…
涼木は乱れた宵の服を直そうと宵の胸元に手を触れた
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