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むー、発見

扉を開けるとすぐ点滴バックのついた点滴スタンドが見え3人は顔を見合わせて笑い 「いたな」 「本当に頭隠してなタイプだね、まさむーちゃん」 「よかった。見つけれて。雅宗!」 雫がベッド脇をのぞくと、まんまるくなって寝ている雅宗がいて雫は雅宗の横にしゃがみ雅宗の肩をつついた。 「むー、起きろー」 「うー…やや」 「仕方ないな。俺、後ろから抱きかかえておくんでやっちゃってください」 寝ぼけている雅宗を雫は後ろから羽交い締め、西はその横に立ち雅宗の頭を固定した 「んじゃ、いくね」 東間は周防の足に乗り綿棒を雅宗の鼻奥へと突きいれた。 その瞬間、雅宗は叫び 「に゛ゃーーっっ!!」 「猫かよ、周防。落ち着けって。検査だよ、検査!」 「はい、反対いくよー」 「い゛っったぁーーっ東間せんぱ…っやめっ!堪忍してーっ」 「叫ぶねぇ…まさむーちゃんたら。ほらほらまさむーちゃん、検体とれたからおしまい」 「おしまい?ほんまに?」 「うん。おしまい。北斗、ステーション帰るよ。しーちゃんはなだめてあげてて?落ち着いたら業務戻ってもらえる?」 「はい。ありがとうございました」 雫は礼を言うと雅宗の拘束を解き、雅宗は終わったのを確認して安堵し、体をひねって体勢を変え雫に抱きついた

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