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し、師長っ!? 2

「あー…イっちゃったね師長。どうするよ?南」 「どうもこうも…こんなの持ち込んで!お仕置きですっ」 パシーンっ 軽快な音を立てて宵のおしりを東間が叩くと宵はうっとりし 「んぁっ…」 「南…師長、うっとりしてんぞ?」 「だね。師長さん…白衣の下はこんなにMだったなんて…」 「て、ことは…祖父江先生、Sか…」 「普段からは想像できないね。北斗、悪いけど…」 「分かった。おしぼり取ってくるわ」 「頼むね」 最後まで聞かずに西は理解し、おしぼりを取りに部屋から出ていった。 「さてと…師長さん、体熱いですね」 「……」 「まだ、ボーとしてる…かなり深くイってますよね?体温測りますよ。失礼します」 東間は宵に体温計を挟み、測っているうちに宵はだんだんと意識がハッキリしてきて口を開き 「何時?」 「え…あ、10時10分ですよ」 ピピピ… 「鳴りましたね、39度1分ですか…高いな」 「実継さん…来ない…っう…ぐす…っ」 「え?な…泣く?どうしたんですか?師長さん」 「実継さん…どこですか…っ?」 「えと、祖父江先生はうーちゃんところに」 「10時に来るって…約束しましたぁ…ぁーん」 「や、や…でも仕事だしね?」 「約束は約束です!帰りますっ」 「弱ったな…」 ガラっー 「南、おしぼり!ってなんで泣いてんのっ!?南、そんなにひどいお仕置きすんなって!可哀想だろっ」 勘違いした西が部屋に入るなり、東間に怒鳴った

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