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イチャイチャ
「え…あ、すみません。つい…可愛くて触っちゃいました」
東間は慌てて謝り
「理央が可愛いのは分かるが触るのはダメ、禁止」
瀬谷は後ろから理央を抱きしめ、理央が見上げて目が合うとニィっと笑い合い
「すーさん、ボクが心配なんだって」
「せっかく手に入れた理央に誰かが構うのを見るのはおもしろくない」
「先生が独占欲強かったとか意外〜。な、南」
「うんうん。先生ってドンと構えてて何事にも動じないイメージだったけど理央くんのことになると焦っちゃうんだね」
「言うなぁ…きみたち」
「あ、ヤベ。怒ってます?」
「いや…怒ってはないが…」
「理央ちゃんは愛されてるね?」
東間の言葉に理央は顔を赤くし
「へへ…」
瀬谷と理央がイチャイチャしていると、祖父江がステーションに現れ
「ん…?朱雀と理央くんか。何をイチャイチャしているんだ?」
「あ、祖父江先生。師長さんは?」
「寝た」
「寝たんですか?なんか自由ですね、師長さん」
「マイペースなんだ、あいつは。ところで、由宇と臣って部屋にこもってて接触していないんだろう?とりあえず検査はパスでいいか?瀬谷」
「あー…そうだね。熱が出てくるようなら…にしよう。たぶん午後になるがインフルエンザ用の点滴バックが薬局から届き次第手分けして投与しよう」
「だな」
「午後から麻弥先輩がくるらしいから未羽と千歌を頼もうかと思う」
「麻弥さんひとりでか?」
「理央がサポートに入る」
「はいっ」
どうやら応援を認めてくれたらしい瀬谷の発言に理央は嬉しそうに返事をした
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