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麻弥、みぃ千歌に会いにいく

リカバリーの方を見る麻弥に瀬谷は声をかけ「先輩、未羽と千歌…リカバリーの子たちですがインフルエンザの点滴を…」 「ラピアクタ?」 「はい。留置はもうされてるので側管から繋げてもらっても?」 「了解。その前にその子たちのカルテをちょっと確認するね。ちょっと時間ちょうだい」 麻弥はパソコンの前に立ち頬杖をつきながらマウスを動かして情報を見 「んー…糖尿病性性機能障害の未羽ちゃん、通称みぃちゃんか…あー、この間脱走した子なんだ…で、そこから発熱?わーお…ってことは今回のインフルエンザ感染発端はこの子か…。ちょーっとおいたがすぎるなぁ…担当は佐久間先生。 それと、膀胱尿管逆流症疑いの千歌ちゃんね…この子は現在、イレウスかぁ。辛いね。書いてある情報が千歌ちゃん少ないな…担当…佐渡先生。okだいたい分かった。理央ちゃん点滴セット持って来てくれる?先にぼく行ってくるから」 「先に?」 「うん、ちょっとこの子たちとコミュニケーションとりたいなと思って」 「分かりました。ただ2人ともちょっとビビりさんだから気をつけてください」 「ビビり?」 「はい。なんか人見知りなのかなぁ?午前中はボクに慣れてくれるだけで終わっちゃいました」 「なかなか手強そうだね?行ってくるね」 「行ってらっしゃい」 麻弥は理央に手を振りリカバリーへと入っていった

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