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みぃ ビクビク 2

なんていうか…そう、あれだ。小動物みたいだなぁ、この子。 すごくビクビクしてるけど、こっちのことも気になるみたい。チラチラ目は合う。 それにしても…みぃみぃ泣いて可愛いなぁ。 ぼく、少年棟に転科してもいいかも… この子をちょっと触ってみたいけど…我慢我慢。 向こうが興味に負けてすり寄ってくる前に触っちゃうと怯えさせちゃうし… それがきっかけで嫌われると、この1週間は悲惨なものになりそうだから 扱いは慎重に… 一定の距離を保ちつつ怖がらせないように笑顔笑顔 ある意味、小児科の子より大変かもしれない 児童心療内科にくる子も難しい子ばかりだけど打ち解けれた時の快感って最高なんだよね 麻弥がつかず離れずの距離を保って未羽を観察をしていると理央が戻ってきて 「シュガー先生、この子…みぃちゃんねホルモン補充療法の補助的に前立腺を刺激してのホルモン値アップを目指して前立腺マッサージをしているみたいなんですけど、孔の拡張でつまずいているらしいです。いま、指を使って少しずつ広げてるとかなんとか」 「日が暮れちゃうね?それ。でも、それで診察を嫌がる理由がよく分かった」 麻弥は納得し、未羽に触ることを決めた。

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