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佐渡先生だいすき
佐渡は2人の会話を千歌のベッドの上で千歌を抱きながら千歌とともに聞いていた。
「みぃ、よかったね」
「だな?」
「佐渡先生、佐久間先生…大丈夫だよね?熱が…って言ってるけどオレと一緒?」
「大丈夫。千歌の病気とはちょっとちがうから。ほら、千歌。お昼寝していい。早く治そうな?」
「うん。オレ、寝てばっかだけどいいのかな?」
「今は体調が良くないから仕方ない」
「先生…トントンしてくれる?」
「ん?トントンしてほしいのか?千歌」
「…だめならいい」
「違うよ。してやる。ほら」
「…っ」
千歌は嬉しくてはにかみ、佐渡の胸に顔をつけた
気持ちいいな…
やっぱり…大好きだ
千歌は佐渡の広い胸板に安心してすーっと再び寝ついていった
千歌が寝ついたのを確認すると佐渡はそーっと千歌を起こさないように抜け出し布団を掛け直すと歩き出し、未羽のところに来ると未羽に笑いかけ
「みぃ、よかったな?」
「佐渡先生、うん」
「早くインフルを治して千歌とまた遊べるといいな?」
「遊びたい…けど、インフル治ったら治療本格的再開だよね?怖い…かも」
「大丈夫だ。佐久間が優しく治療してくれる」
「優しく…してくれるかな?」
「ああ」
「じゃあ、頑張る」
「うん、頑張れ。またな」
「帰るの?」
「そうしたいのはやまやまだが…」
🎵〜
「すまん、電話だ。また来るからな、みぃ」
「うん、バイバイ」
未羽にあいさつすると佐渡は急足でステーションに向かい物陰で電話を続けた
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