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嫌がる紫藤
脱がされそうになり紫藤は服を押さえて嫌がった。
「やっ…いやっ。佐渡先生助けてくださいっ」
「なんでそんなに嫌がるの?先生なら手続き中ですよ。北斗っちょっと先生の手握って」
「おぅ。先生、ごめん。両手握るよ」
西が紫藤の両手を握って動きを止めると、東間はモニターの電極を机において紫藤のシャツのボタンを外していき
「ひ…ぃやっ」
「恥ずかしい?それとも怖い?大丈夫だから」
「北斗、ボタンok。いったん点滴止めて接続外すよ」
「おぅ」
「ちょっと寒いけどごめんね」
するっとシャツを脱がすと紫藤の背中に見える赤い点々に東間は目を丸くし
「これって…」
情事の跡か?紫藤先生の彼女…激しいな
「どうした?南」
「あ…いや、なんでも。病衣着せるね?はい」
紫藤は呆然としながら体の力を抜いて抵抗を止め
「あれ?急に抵抗やめた?」
「……嫌って言いました」
「あ、うん。紐、結びますね」
「見ましたよね?東間…」
「ん、んー…何が?」
嘘…絶対見た
変に思われたに違いないです…気まずい
「絶対見ました…っ」
「えーと、虫さされ?のことかな?」
「違…っ」
なんで虫さされ…っ。逆に恥ずかしいです
「先生、ちょっと息苦しいでしょうけど。体、後ろに倒しますよ」
「ひ…っ」
東間は紫藤の体を支えながらベッドに紫藤を寝かせていき、西は立ち位置を移動して紫藤をバンザイさせるように手を上に持っていき動けれないように押さえ
「やっごほっごほっ何をっっ」
「あーこらこら興奮すんなよ?暴れてケガするといけないから固定しただけ」
「ジーパン脱ぎますよ」
「きゃーーっ」
紫藤は悲鳴をあげて嫌がった
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