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ゆかりん

「佐渡、反対側の足を開かせて」 「は、はい」 だ…大丈夫だろうか。 この数ヶ月…アナルセックスは何度もしたが尿道責めはしたことがない というより…ペニス自体をあんまり触らせてくれないから心配だ。 ムチやロウソクをされたがるが挿入時にはいつも痛がるし、実は痛いのが嫌いなんじゃ…と感じる 尿道口は狭そうだし…不安だ。 「縁…?瀬谷先生の方を見るなよ?こっちを向いてろ」 「や…だ…っ助けて…ください…っ」 「ごめんな?」 「じゃあ消毒を…」 「ひっ!や…っっ」 「縁、大丈夫だ。驚いたな?まだ痛いことはないから俺を見てろよ」 「やめて…っ」 「すぐ済む」 「んんっ」 続く消毒に紫藤は嫌がり、膝を震わせ 「消毒終わり。管を挿れるよ」 「…ん…やぁっっ痛いぃーっぅっいやぁーーたくまさぁん助けてくださいーっっ」 「たくま?誰だろうね?よく分からないが…膀胱入るよ」 「んぁあっ!いたぁいぃっ。ぁあーんっ」 「いつも冷静沈着な紫藤先生が…キャラ変わってんぞ、南。しかも泣いてるし」 「そんだけ膀胱留置はきついんだね」 「うーわ。なんつーかできれば一生やりたくない」 「同感」 東間と西が同情している間、紫藤は手足を動かそうと身をよじるが阻止され 「必死で抵抗してるけど、体調悪いからかあんま力入ってないんだよな」 「ゆかりん、体力無くなるよ?後でぐったりしちゃうから暴れないの」 「南。ゆかりんってなんだよ?」 「え?なんか縁ちゃんってよりゆかりんぽくない?ね?ゆかりん」 「ゆかりっっ!!ゆかりんじゃありませんっ」 「すごんでるけど、なんか今日の先生、可愛くみえちゃうから怖くないよな?南」 「だね。ゆかりん。後、固定して終わりだよ。よく頑張りました」 「はい、終わり。このまま血ガス採ろうか。うまく酸素化できているのか不安だ」 「え?」 「は?」 瀬谷から出た言葉に一同は顔を見合わせた。

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