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南くん ムラムラ 2
抱きつかれた西は慌ててあたりを見回し
「ちょ、南ぃっ。誰かに見られたらどうすんだよ!」
「いいじゃない、見せつければ」
「どうしたんだよ?」
「疲れたからこそ北斗が欲しいんだよね。抱きたい」
「う…。でも、明日も仕事だしさ」
「1回だけでいいから。だめ?」
「絶対明日しんどいじゃんよ。明日、師長のマルクすんだろ?体力温存しときたい」
「じゃあ、自分…抱かれる方でもいい」
「あーもうっ。分かった。折れてやる」
「北斗っ。大好き。後少し残務頑張れそう」
「はいはい、よかったな。たく…南、えっち好きだよな?」
「北斗だって好きでしょ?」
「嫌いじゃないけど疲れてる時とか連続勤務中は遠慮したい」
「北斗、若さがないよ?」
「40歳近いんだからそんなガンガンはヤれねーって」
「まだ38だよ?」
「もう38だし」
「北斗、ご機嫌悪いね」
「悪くもなるし」
「熱は?」
東間は西の額に自身の額をつけ
「ないない。ないって」
「確かに熱くないね?」
「それよりさ、なんか聞こえね?」
「うん?」
東間は耳を澄ますと西の言う通り叫ぶような声が聞こえ、まわりを見ると千歌のモニター波形が乱れていて
「千歌ちゃんのモニター、なんかおかしいね」
「本当だ。なんかされてんのか?」
「特に聞いてないけどな」
2人はリカバリーの扉を開けた
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