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詩乃、悩む
冷たくて硬いディルドと違ってあたたかくて弾力のある明の陰茎を体内に挿入されて、先ほどとはまるで違う感触に心地良くて詩乃は甘く声をあげた。
「ぁ…あぁ…っんん」
「気持ちいい?詩乃」
「うん、明さんのおちんちん気持ちいい…っ」
「明日、仕事が終わったらどこにも寄らずに早くここに帰っておいで?詩乃」
「ん…?」
「引っ越しの用意しなきゃね。詩乃が移り住んでくるのを楽しみにしているよ」
「嬉しい…っ」
詩乃は明の背に両手をまわし、力をこめて明を抱きしめ
「こらこら詩乃、力強く抱きしめすぎだよ。そんなにしがみつかなくても俺は逃げないから」
「うん。でも、抱きつきたいです。だめ?」
「詩乃はそんなに甘えん坊だったかな?」
「はい。知らなかったですか?」
「たいがくんが甘やかし上手だったってことかな?」
「たいが…あ、どうしよう」
「どうした?詩乃」
「大雅に言わなきゃ…だよね。なんて伝えたら…」
「セフレくん…なんだよね?彼は。普通に俺と復縁したって伝えればいいと思うよ。会わないと後悔するって言っていたくらいだし、怒ったりはしないと思う」
「分かった。あ、でも…大雅とはもう会わないほうがいいですか?」
詩乃は大雅との関係を精算したほうがいいのか悩み、明に尋ねた。
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