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明さんが好き
詩乃に見られた明は優しく詩乃に笑いかけ
「電話、できてよかったね?何の用事だったの?」
「宵先輩、明朝ルンバールだそうです」
「そうか…。明日、宵を頼むね?詩乃」
「うん。先輩…大丈夫かな。心配」
「んー…あれは大人でも辛い検査だからね。気心しれた詩乃が側にいてくれたら乗り越えれるんじゃないかな?実くんもいるだろうし…」
「実くん?」
「祖父江実継」
「あー、祖父江先生。実くんって呼んでいるんですか?明さん」
「うん、そうだよ」
「いい人…ですよね。祖父江先生。入る隙間なんて無いくらい宵先輩を愛してる」
「そうだね。実くんになら安心して宵を任せられるよ」
「ちょっと妬けちゃうな」
「宵とはそういう関係になれなかったかもしれないけど、そのおかげで詩乃と仲良くなれたから俺としては宵とくっついてくれなくてよかったと思っているよ。詩乃は後悔してる?」
「ううん。2人が兄弟って知って気まずくて逃げちゃったけど、明さんとまた会えて嬉しいと思う。明さんのことなんてもうなんとも思ってないなんて思ってたけど、こうして再会したらやっぱり明さんがいちばん好き。大雅で満足って思っていたけど違ったみたい」
詩乃はすりっと明の首元に顔を擦り付け
「大好き」
明に甘え、明は甘えてくる詩乃を可愛いらしく思い詩乃に覆いかぶさり
「もう1回しましょうね?詩乃」
「もう1回…っ体力もつかな」
2人はイチャイチャとお互いを触り、もう1度その身同士を繋げた。
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