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むーはネコ 3
これは…。まずいかもな。
雫は恐れた。
なんだかんだSな実継さんのことを雅宗は好きみたいだし、実継さん以上にSっぽい白鷺先生のことを意識しちゃうんじゃ…。
抱かれてみたいねん。とか言い出したらどうしようか。
いいよ。って言ってあげられる自信がない。
東間先輩&西先輩にもなりゆきでそういうことになってから前以上に2人に懐いているし、一応彼氏としては…気になる。
セフレでいたときはそうでもなかったんだけどな。
嫉妬とかみっともないけど、たまらなく妬ける
雫がひとりモヤモヤと悩んでいると雅宗のナカに膀胱鏡が挿れられていき、雅宗の悲鳴で雫は我に返った。
「う…ぎゃあーーーっ」
「雅宗っ」
「しー…せん…ぱ…。ちんがどうかなってまう」
「大丈夫。むーちゃんのちんが使いものにならなくなっても俺は嫌いにならないよ」
「へ?」
「むーは俺の可愛いネコちゃんだもん。ちんはあってもなくてもいい」
雫の謎の発言に雅宗は目をぱちくりし、一瞬痛いのを忘れて笑い
「あははっ。なんなん、それ。ちんなくなったらしー先輩を抱いたれんくなるやん」
「いいよ。その分俺がむーを抱いてあげるから」
「いやや、そんなん。しー先輩のネコ姿見れんくなるのはさみしいわ」
いちゃつく2人の様子をチラ見して白鷺は笑いをこらえながら雅宗の体内にステントを留置していった。
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