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詩乃と明の朝 4
寝室の扉を開けると詩乃が潮を噴いて間もなくで、明は苦笑した。
「気持ち良すぎちゃったみたいだね?」
「ご…ごめんなさ…っ。布団、汚しちゃった」
「大丈夫。シーツは洗えばいいし、布団はクリーニングに出すからね。クリーニング中は予備の布団を出すから問題ないよ。それよりお腹空いたでしょう?詩乃。食べよう」
明はおぼんをベッドに置き、詩乃の体を引っ張りよせて自分にもたれかけさせ
「足、広げて。バイブ、抜いてあげるから」
「う。うん…。はい」
詩乃は足を広げてバイブを抜いてもらい、明に体重を預け
「あ…あん。気持ち…かった。けど、ヘロヘロだよ、明さん」
「食べさせてあげる。ほら、あーん」
明が詩乃の口元にサンドイッチを差し出すと詩乃は口を開け
「あーん」
明が作ったサンドイッチをおいしそうに頬張った。
「おいしい」
「ふふ、よかったね。職場には車で送ってあげるから。帰りも迎えに行くからね?詩乃」
「うん」
「さ、スープも飲んで。お仕事頑張って」
「ありがとう。明さんも頑張ってね」
「うん」
2人は仲睦まじく朝のひとときを過ごし、食べ終わると出社の支度をした。
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