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詩乃 混乱

宵の暴露に驚いた詩乃はフラリとよろめいて体の力が抜けて宵の体から手を離し、拘束が解かれた宵は部屋から逃げようと走りだし 「隙ありです!2人ともさようなら」 「えっ…っちょ…宵先輩が逃げるっ。牟呂!」 「待ってください!宵さんっ」 雫は慌てて宵の手を掴んで脱走を阻止し、ベッドまで引きずり 「しーずくー!その手を離して〜」 「だめです。おいたするみたいだから無理矢理やらせてもらいます」 「いーやーっ」 「奈南先輩、ベッドに乗せるの手伝って」 「え…あ、うん」 詩乃と雫で協力して宵をベッドに乗せて雫は宵をうつぶせにさせると膝裏に乗り宵のズボンを下げ、下げられた宵は叫び 「きゃーっ!雫のえっちっっ」 「宵さんっっ」 パチーーン!! イラッとした雫は宵のおしりを叩き 「やぁんっ」 「やぁんって…。気持ちいいときの声、出さないの!俺、怒っているんですよ」 「おしりぺんぺんは気持ちいいから声が出ちゃうんです、仕方ないの!」 2人の様子に詩乃はまばたきを繰り返し 「な…2人は…どういう関係ですか?さっきから宵さん、雫って…。宵先輩、恋人の祖父江先生はどうしたんですか?祖父江先生は祖父江先生で大雅と関係持ったって言うし…。ぼく、状況が理解できません」 混乱した詩乃は2人を不思議そうに見つめた

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