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可愛い
白鷺は由宇の慌てぶりを見てクックと笑い
「悪いな。しっかり聞こえた。可愛いな?由宇。ちんちん、好きか?」
「さ…察してよ!言えないって好きなんて」
「言っているじゃないか」
「え……。あ…わー…俺のばか」
(もう…っ。大雅さんが臣とのえっちを中断させたからだ!満足していないのに中途半端にさっきから触られているからおかしくなっているんだ、俺)
顔を赤らめる由宇の頭を白鷺は撫で、撫でられた由宇は不満そうに白鷺を見上げ
「何?撫でられても嬉しくないんだけど…それより気持ちよくする気が無いなら指を抜いてよ。地味につらいって」
「おかしいな…。朱雀と実からの情報によると佐久間由宇は甘えさせてくれるのが好きらしいが違うのか?」
「なっ!なんちゅうこと話してんの?なんでそんなのが話題になんだよ」
「そりゃ、可愛いらしい患者がいたら話したくもなるだろ?おまえはならないのか?」
「なる…けど、誰とは言わないって!個人情報だし」
「まあ、他人がいるところでは話さないが…自宅で酒を飲みながら患者が可愛いってのろけ話を聞くくらいいいだろ?夕べは麻弥からさっきおまえがみぃって言っていた子、遠野未羽 が可愛いって聞いたしな」
「なんか複雑な気分…」
コンコン…
扉がノックされ2人は扉を注視した。
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