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千歌ちゃんと白鷺
白鷺は千歌の表情を見ながら千歌のナカに入れている指をまわし
「ん…ぅ…っぁ…はー…ふー…」
だいぶいい感じに体の力が抜けてきたな。
ナカも柔らかくなってきて、呼吸も意識して頑張ってくれている。なかなかいい子だ。
「千歌、指が入っているとこ、痛いか?」
「んーん…だいじょぶ」
この先生…オレに合わせてくれてる。佐渡先生と一緒。
ちょっと怖いけど、、これなら頑張れる。
「少し奥触るぞ」
「ん。はーー…ぁん…っ」
な、なんか気持ちいい?かも…しんない。
治療とか検査、頑張った後の佐渡先生のご褒美に似た感じ
「ここ、痛くないか?」
「痛くない」
「ちょっと前立腺大きいのな。おしっこの管を挿れられるの痛かっただろ?」
「うん、痛かった。管の交換、今日もするの?だとしたら…やだな」
「それは大丈夫だ。色も量も大丈夫ってさっき言ったろ?」
「よかった。これっていつ抜いてくれるの?」
「それは佐渡先生に相談しような?」
「うん。自分でやれるようにオレなるのかな」
「ん?」
「自己導尿やれないと退院できないんだよ、オレ。でも、痛くてできない」
「それは、努力しないとな?佐渡先生と頑張って練習しているんだろ?」
「うん」
「まあ主治医が佐渡先生でよかったな?焦らずゆっくり指導の方針みたいだし。俺ならスパルタになっちまうから毎日泣いて暮らさなきゃいけなくなる」
「本当に?」
「本当。今日はよその科の子だから遠慮しているだけだからな」
「怖いぃ」
「ははっ」
2人がはじめより打ち解けて話していると麻弥が白鷺を呼ぶ声がし、白鷺は千歌から指を抜き未羽の方へ向かった
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